ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

面白かった。


しかし、一緒に見に行った面子で評価が分断。
原作を読んでいる人ばかり4人で行ったのだが、
2(否定的)対1(肯定的:自分)対1(中立)
の比率。
否定的が多かったりする。


曰く、

  • 省略しすぎていてわからない
  • 校長先生がただのおじいさんに・・・。
  • ストーリーが人間くさい
  • 風景からファンタジーの雰囲気が抜けてしまった


確かに。省略のしすぎについてはその通りで、
飛ばしすぎて支離滅裂になっている点がかなりあった。
DVD版でカバーするとでも言いたいのだろうか?
そんな作品として完成していないものを上映するなと言いたいが・・・。


下2つについては、逆に好ましく見えた点だった。
超人ハリー・ポッターの普通の魔法使いの学生生活。
マグル(普通の人間)なんて毒づいたり、やたらと凶暴になっていたり。
全編に渡って人間臭さがただよっていた。
こういうリアリティに弱い。


出演者が、皆一様に成長しているのも楽しめた。
ハーマイオニー可愛くなっていたな。
双子が格好良くなっていたと黄色い声も聞こえた。
そして、マルフォイ弱すぎ。
そんな感じ。


校長先生については、仕方ないのかな・・・。
リチャード・ハリスが逝ってしまったのは惜しい。


見方によって、賛否両論だろうが、前作より全然楽しめたと思う。