くびつった??



そういえば、日曜日に友人から恐ろしい電話があった。


誰もいない会社で一人悶々と障害の解析をしていると、
携帯電話が鳴り出した。
着信は、数少ないのみ仲間から。
昼間にかかってくるのは珍しいので、どうしたのかと取ってみると






「やべぇ。くびつった。」




は???






頭の中で
奴の友人がぶら下がっている姿やら
彼女との修羅場の後やら
とりあえず色々な情景がめぐりまわる。


「イテェ。まじイテェ。」


何だ?
そんなに良心が痛むのか?
ああ、痛い=もったいないか?
よくわからん。


「なんだ?どうした?」
「いや、マジ辛い。いててて。」


ん?
様子がおかしい。
こいつ普通に痛がっているっぽい。


「何があったんだ?」
「いや、だから首が攣って。」


・・・・


・・・・


・・・・


その後、
夜中から朝までギターの練習をしていてふと気づくと首が攣っていた。
とか、
痛くて辛くて首が攣った時の対処方法を友人に電話しまくったけど、誰も
教えてくれなかった。
とか、
救急車呼んだほうが良い?なんて泣き言。
とか、
中々楽しい話が聞けた。


筋肉が収縮している部分を延ばせとコメントし
嫌がる彼を説得(お互い笑いながらだけど)し、
直った後に、大笑いして電話を切った。




まったくもって、
得がたい友人だ。