ハウルの動く城



面白い。


この映画、本来は夏に上映予定だったはずが目前にして延期され、11月上映となったわけですが。結局時間が足りなかったのだろうなというのが感想。


面白いんだけれども、中途半端。あまりにも短い。
もっともっと面白く出来ただろうに。
本来はもっと面白く作れたものを鉈で切り崩して木工用ボンドでくっつけた感じだった。
上の人間もこの程度のものをリリースして、ブランド力を落としてどうするのだろうか?
鈴木プロデューサは何を考えていたのだろうか?
冷静に考えて、宮崎駿監督があの程度のものをリリースするのだろうか?
金のためにしか動かないような輩が、急かして急かした結果がこれだったのだろうか?
リエータが同じものを上書きするような形で再度物語を作り直すとは思えず。(プライドがあればあるほど)って事は、ハウルの動く城はこれで終わり。。。。悲しくて仕方がない。
それとも必殺DVD版による補足を行うのだろうか?
やるせない・・・。


主人公のソフィー(女の子andおばあちゃん)の姿を一生懸命追ってしまった。いろいろな意味で。
相変わらず町や物、飛行機や人物等の造詣の良さに感服。
面白いことに変わりはない。
見てよかったとは思った。