Vista のファイルマッピング処理について

確証ある話では無いが、開発中の情報を元に推測した話。

Vista 無印 から Vista SP1 の変更点として、ファイルマッピング処理(共有メモリ)
の挙動が変化している模様。
イメージ的には XP の頃と同等に戻ったのかな?

XP 以前は、ファイルマッピング処理は一度メモリ上にロードされた後は、読み込んだデータはバッファ上に残り、ファイルへの Read / Write は、システムに任されていた。
ところが Vista の場合、この Read / Write を自分自身(アプリケーション)で毎回行っていた様に見える。


細かな挙動については不明なものの、Vista でファイルマッピング処理の実装を変更した結果、思ったよりもスペックが向上せず仕様を元に戻したのではないかと推測。
あー、もしくは、ファイルマッピングの安全性向上(フラッシュタイミングの調整)とか?
今回の Vista の方向性は、安定性とセキュリティに向いていた気がするから、もしかしたらそうなのかも。
この辺の流れで、HD のハイブリット化の話が出てきた・・・なんてのもありかもしれない。


という事で SP1 を適用すると、例えば Office 関連、notepad はファイルへのアクセスに共有メモリを利用している(可能性が高い)のでスペック向上が見込めるかもしれない。
ただ、これも状況によりけりという所が強くて、小〜中規模の場合はスペックが上がるが、大規模データのスペックが下がるといった結果も出るのかも。
特にコア部分の変更だから、単純な実装ミスである可能性は低いと思う。
ぶっちゃけ、トレードオフの調整に失敗しただけな気がする。。。
相変わらずMSは、技術屋さん視点での実装が幅をきかせているんじゃね?
と思った。


まー、冒頭に記載した通り、また、語尾の弱さからも、全部推測でしかないけれども><;;