勧誘

土曜日の昼間。
相変わらず、夜更かしをして昼間迄気持ちよく寝ていたのだが・・・

急にチャイムの音が鳴る。
いつまで経っても誰も出ないので、やばいと焦って外に出てみると、何やら女性が怪しい本を片手にキラキラ目を輝かせていらっしゃった。

ををををををををををををををををを

宗教の勧誘じゃ。何処だ、何処の宗教じゃ。
一応仕事をやっている身分。休日の昼は殆ど寝ている(笑)し、こういった輩とは殆ど遭遇する機会が無かったりする。馬鹿ではあるが、嬉しくてお話を詳しく聞いてみた。


約1時間程。


...ちょっとばかりアホだったかもしれない。



相手は、○正佼○会の方。
なんと言うか、非常に面白かったのでメモ。


・一部の判断基準をのぞけば普通の女の子。
基本的に冗談が通じた。(まぁ、通じなかったら速攻でお帰り願っただろうけど)

・非常に排他的
なんと、他の宗教を完全否定(当たり前か?)
初詣に行くと、体の中に毒が溜まるらしい。
間違った宗教(彼らで言う所の何か意外)を敬う事は基本的にNG。
しかし、このご時世、なかなか剛毅。
そんな事言ってたら車爆弾でやられちゃうね、とか、クリスマスにエイズに感染?、とか適当に流したら笑ってた。 

・勧誘の理由付けがしっかりされてる
世の中の全ての人がその宗教を信じないと、天変地異が発生するらしい。
今の異常気象は全てそれが原因らしい。
面白かったのが、「現在の温暖化の原因は二酸化炭素が増えたから発生しているのでは無く、太陽が原因で発生している。で、温暖化が発生しているから二酸化炭素が増えている。」ここから話が飛躍して「太陽も月も支配下にあり、祈りだったか念仏だかを唱えると、コントロール出来る」「太陽は、この宗教のトップ(死んだ人)がコントロールしていて、温暖化を発生させている」らしい。
何と作為的な・・・。誘導している奴ちょっと手あげろ(笑

・で、参加方法が簡単
 基本は例のワンフレーズを唱えるだけ。それだけでOK。(あー、この辺、何か歴史で勉強した記憶もある様な気がする・・・。)もちろん、その後どうにかして、お布施の方向に持っていく仕掛けはあるのだろうけれども。
導入の手間を出来る限り少なく定義してあるのは素直に凄いと感心。
昔の坊さん(というか、煽動者か)も行動心理に詳しい、と。やはり出来る奴は違うねぇ。

・死ぬと体が死後硬直しない
死後硬直は、地獄へ落ちるんだか、輪廻から外れられなかった証とかそんな事を言ってた。
ところがその宗教を信じると、死後硬直が無いんだとか。解脱か何かをしたとか多分そんな事を言っていた気がする。
一生懸命、実体験を語っていた。ちょっと疲れる。
実は生きてたんじゃね?とか、適当に流す。多分向こうは聞いてなかった。

・自分たちが嫌われる立場にいる事は理解しているっぽい
こんな事すると、友人いなくなるでしょ?
と、聞くと無理矢理に勧誘をしないから大丈夫と言って来る。でも、減ったでしょ?と言うと、ゴニョゴニョ…の後にとりあえず一人は勧誘できたと教えてくれた。一応、旧来の友人と完全に途切れた訳ではないらしいが。何か面白い。

・創○学会が大嫌い
嫌いらしい。新聞を発行しているらしくそれみて聖○新聞みたいだね、と言ってみたら強い反発あり。
この新聞にはテレビ欄が無いとか言われて大笑いした。
聖○新聞にはあるらしい。そうなんですか。
○明党と結びつきが強い、政教分離の観点からおかしいとか、○明党の前議員が創○学会を訴えようとしているとか、池○氏と胡錦濤が30分も会話したとか、かなり詳しい。
話によるとその新聞に詳しく書いてあるとの事。
何かツンデレ

・16歳だか18歳以上でないと入信?出来ない
一応、判断が出来る年齢になってからでないと、入信できないと誇らしげに言っていた。
創○学会とは違うってまた言った。つんでれ。

・とても幸せそう
信じられるって重要だよね、幸せそうで良かったね、と言ったら喜んでた。
まあ俺はそんなの寒気がするけどって言ったら、えーなんで?とか言いながら笑ってた。よかったよかった。


後、他にも適当に話していたのだが、腹が減っていたのでもう忘れた。
んで、1時間も話した所でお仲間登場。全部女。うげ。
とくにおばさんが混じっているのがかなり痛い。あの人たちは何を言っても、押しが強くて会話にならない。ドラマや漫画のパターンで言う所のお見合い写真を押し付ける人のイメージ。面倒っぽいので会話を打ち切って、じゃあね〜と終了。


食い下がってたが、迷惑。くんな。とか何か冷たくあしらった様な気がする。正直腹が減ってて記憶が曖昧だけど・・・多分もうこないと思う。きっと。あんなに親身に話してくれたのに酷い奴。
来たら、もう興味ないので斬って捨てる予定。